Welcome to MASATO's Job Site !

2008年11月9日日曜日

先がない韓国造船業界

朝鮮日報 韓国造船業界、10月の受注ゼロ

この記事を読んで驚いた。発注がゼロになったからというのではない。「大手メーカーが主に製造している付加価値の高い超大型タンカー」と記述しているからだ。日本は、戦後、溶接技術の開発により、造船技術を飛躍的に伸ばし、大型タンカーの造船に成功した。そして、受注総トン数が世界最大になり、「造船国日本」の名をほしいままにした。ところが後発国の追従をゆるし、30年以上前から、受注総トン数がかなり低いものになっている。しかし、受注総トン数は激減したが、利益は、受注総トン数最大時より、はるかにあがっているという。理由は簡単だ。単純な箱同様のタンカーの造船より、付加価値の高いコンテナ船などを造船しているからだ。ところが、韓国は、いまだに、単純な造船工法のタンカーを「付加価値の高い」造船として位置づけている。受注総トン数が、いくら世界のトップクラスでも、利益が出なければ話にならない。その受注ですらゼロだ。日本のように、利益の出る付加価値の高い船を作らない限り、韓国造船界の将来は確実にない。受注総トン数は、早晩、中国あたりに抜かれ、さりとて、韓国の造船技術が、日本の造船技術と比較して、30 年以上も差がある現状では、利益の出る付加価値の高い船は作れないという状況だ。ご愁傷様。
狭い場所に写真を二枚並べたのは理由がある。両方とも北朝鮮女性だ。上は制服で、すぐわかる。下は、どうだろう。伝統的な服装だ。私の判断基準は「化粧」だ。朝鮮民族は、伝統的に、自分の美的長所を活かしたくっきりとした化粧をする。日本人のセンスからいえば、濃い化粧だ。最近の韓国女性は、日本の影響からか、日本人のセンスに近い化粧をする。そういう意味では、北朝鮮の方が、朝鮮民族の伝統が、韓国より残っているといえるだろう。

<参照>
造船内、日本の造船史を参照。
世界の造船受注残では韓国企業が、1-4位、6、7位と独占に近く、日本が造船大国であったことはすでに過去の歴史となっている。」とある。しかし、ここにはカラクリがある。「受注残を基準としているので、受注数よりも引き渡し隻数が少なければ、ランキングが上位にくる。」ということだ。順位を上げたければ、引渡しを遅らせれば良いのであって、利益は、その分、減る。韓国人は、ランキングが非常に好きだが、ランキングそのものには意味がない。要は、その中身だ。結局、一般韓国人は、実態を知らず、一喜一憂しているに過ぎない。哀れだ。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

いつも拝見させていただいております。
ありがとうございます。
ちょっとお聞きしたいのですが、日本から韓国
への鋼板輸出を徐々に縮小し、来年3月頃に
は完全に止まるようなニュースを見たような
気がします(読み飛ばして記憶が定かでない)
これは 韓国から日本への決済が不能になり
つつあるということなのでしょうか?
そうなれば韓国の造船業はアウトかと思います
がどうなんでしょうかご存知でしたらご教授ください

MUJOB さんのコメント...

はじめまして。つたない Blog を読んでいただき感謝します。ありがとうございます。
お尋ねの件、私の知識は、朝鮮半島の文化的側面に偏っています。ゆえに、韓国の産業についての知識はつたないものです。
韓国には、半官半民といってよい「株式會社ポスコ」という製鉄会社があります。詳しくは、ウィキペディア等でご参照ください(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%B3)。
昨年来、世界の鉄鋼業界では未曾有の再編成が起こっているようです。ポスコにおいても、「新日本製鐵との資本業務提携」を進めているとのことです。また、韓国は経済的にも、以前から現在も、国民の生活経済は別にして、大企業はかなり余力を残しています。政府の援助も莫大なものがあります。ゆえに、あなたがおっしゃるようなことはないと思います。
韓国は、上半身と下半身が、まったく別の国です。日本もそれをよく周知しています。たいへんな反日であり、たいへんな親日であるという矛盾が、彼らをして余計にいらだたせるのでしょう(笑)。
今後とも、よろしくお願いします。





Sign by Dealighted - Coupon Codes and Deals