話題は、韓国の国民食、キムチだが、日中韓で競う製品、全部に通用することだ。高品質日本、低価格中国、どっちつかず韓国。
キムチの製造・輸出を手がける熊川農協鎮海食品で工場長を務めるチョン・ギョンス氏は、「最近はどこのキムチ工場も泣きながら輸出している。わが社の工場は400グラム入りを160円で輸出しているが、無条件で145円に価格を下げろと要求してくる。韓国産の中には100円のところもあるのに、なぜあなたたちのキムチはこんなに高いのか、と」「韓国企業の中には、唐辛子粉やニンニクなどの原料に中国産を使う、見かけだけの韓国産キムチも多い。安いキムチが氾濫しており、価格面では競争ができない」などと語る。ここ3年でこの工場の輸出額は3分の1にまで減少した。

農水産物流通公社の農水産物貿易情報統計によると、韓国は今年に入ってから9月までに9010万ドル(約87億9000万円)・17万5995トンのキムチを輸入し、6116万ドル(約59億5000万円)・1万9350トンを輸出した。結果的に2894万ドル(約28億2000万円)の赤字だ。昨年同期の赤字額1733万ドル(約16億9000万円)に比べると67%増だ。
キムチ貿易が赤字を記録したのは2006年からだ。05年11月に発生した「寄生虫の卵事件」の影響で、06年に初めて1763万ドル(約17億1000万円)の赤字を記録した。昨年は赤字額がそのほぼ2倍の3553万ドル(約34億6000万円)にまで膨らんだ。

日本の食品メーカーがキムチの生産に参入して韓国企業にダメージを与えた点も、要因として挙げられている。キムチ輸出協議会のキム・ウェスク会長は、「日本企業が直接韓国に工場を建ててキムチ市場に参入し、輸出単価を引き下げた。そのため韓国企業が相対的に被害を受けている」と怒りをあらわにした。

韓国産キムチが「宗主国」としてのプライドを守り、競争力を高めるにはどうすればいいのだろうか。ウ・スドン次長は「海外でキムチ市場のパイを広げなければ、韓国産キムチの競争力を高めることはできない。キムチを輸出する企業は中小が中心だが、市場の支配力を持つ大手企業が早く現れるべきだろう」と述べた。
キムチに「宗主国」もなにもあるまい。商品を売るのにプライドも何もあるまい。日本、中国が参入している市場はあきらめた。新しいパイ(市場)を見つけよう・・・か。そして、中小零細ではなく大企業か。口では何でもいえる。それが出来ないから韓国は低迷している。いい加減、気がつけよな。
見た目で、上から時代順に並べてみた。上から、1950年代、1960年代、1970年代と考えた。もっとも、真ん中の写真、掲載サイトには、100年前の写真と書いてあった。そんなわけなかろ(笑)
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