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2008年9月25日木曜日

韓国ドラマ演出者は勉強不足

この Blog に掲載された写真をご覧になって、気付いている方もおられるかもしれない。髪を高く結った妓生の図や妓生を髪型、服装を真似たタレントの写真が、1 枚も無いはずだ。理由は、私の趣味に合わないからだ。インターネット上に掲載されている妓生の図は、限定的で、それが使い回しされている。タレントが真似る妓生の髪型、服装は、異様にデフォルメされている。最初、誰かが、ある特定の図を真似て、タレントに妓生の髪型や服装を作って発表した。以降は、それがオーソドックスになり、現在に至っている。私が、なぜ、このように断定できるかといえば、ネタ本があるからだ。手元に、安輝濬責任監修『韓國의美 19 風俗畫』1985 中央日報社、という美術書がある。この本に、李氏朝鮮時代の庶民や妓生が描かれた図版が数多く掲載されている。その妓生の図を見ると、いまの写真よりずっと上品に描かれている。現在の妓生の物真似の髪形や服装は、派手なだけで、そそとした情緒もなにもない。ゆえに、ここでは掲載しない。そんなに現在の妓生の物真似がおかしな格好をしているというなら、TV などで放映された際、韓国視聴者が異議をはさむだろうと考えるのが普通だろう。現在の韓国の一般庶民が、昔の妓生の姿なんか知りはしない。だから、あの姿が、真の妓生の姿だと思っているだけだ。よほどの金持ちしか、妓生を侍らし、パンソリを奏し、妓生が舞踏する席に出たことが無いはずだ。それも現在では不可能かもしれない。大きな座卓一杯に山海の珍味を盛り上げ、大の男が数人で、その座卓を客の座敷に運び込むという光景は、すでに昔語りかもしれない。確かに日本での芸者遊びより面白いかもしれない。
化粧、視線、顔かたち、いかにも典型的韓国美人だ。いまどきの韓国に、こういう人がいるかどうかは保証の限りではない。

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