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2008年10月1日水曜日

知らない者にホラを吹くな

聯合ニュース 朝鮮半島の分断が「世界の壁」に、李大統領

韓国大統領李明博が、国内問題を世界の外交問題に拡大して、各国からの援助を求める演説をしたというのが、この記事の内容だ。「朝鮮半島の軍事境界線は、単に朝鮮民族を南北に分け重武装で対峙させる鉄条網ではない」」。ならば、早々に取っ払えば良い。朝鮮半島がどこにあるかも知らないようなロシア人学生に向かって演説しても理解が得られないだろう。何でも他人のせいにする韓国人だ。「お前ら、ロシアの旧体制、ソ連が、朝鮮半島を南北に分けた主要な原因をつくり、ソ連傀儡政権の首謀者である金日成の息子、金正日が、朝鮮半島北部で恐怖政治をおこなっている。お前たち、ロシア人の責任だ。我々韓国にとって、非常に迷惑だ。ロシアは率先して、朝鮮半島の軍事境界線を早く解消するように努力しろ。それがロシアの役割だ。早々に、謝罪と賠償をしろ」と、なぜ言わない。韓国大統領訪ロの目的は、借金の申し込み、エネルギーの確保、交易網の拡大だけの陳情だけなのか。最重要な、南北軍事境界線に関して、何らかの行動を、ロシア政府におこさせるような交渉をしたのか。韓国大統領は「朝鮮半島の分断は北東アジアの平和と安定の障害になるだけでなく、太平洋と大西洋、アジアと欧州が1つになることを妨げる「世界の壁」になっている」ともいう。「朝鮮半島の分断は、北東アジアの平和と安定の障害」? 北東アジアに、仮に不安定要素があるとしたら、韓国、北朝鮮両政府による、「井の中の蛙」発想の周辺国に対する理不尽な要求、言動であって、朝鮮半島分断とは無関係である。朝鮮半島分断を利用して、金儲けを企んでいるのは、朝鮮半島両政府だ。「太平洋と大西洋、アジアと欧州が1つになることを妨げる「世界の壁」」。どこの世界の話をしている。太平洋と大西洋、アジアと欧州がひとつになる必要性がどこにある。朝鮮半島の軍事境界線を除去しても、ひとつには成り得ない。軍事境界線が消滅すれば、韓国がアジア各国に、荷物を含めて人間が往来出来るだけだ。往来が大洋と地域をひとつにする理由にはならない。韓国人は、自分が自惚れているほど、世界には注目されていない。軍事境界線についても同様だ。韓国人は、歴史問題が大好きだ。ロシアの学生に向かって、韓国流歴史を一席ぶった方が、ロシア人にはインパクトがあろう。「21世紀の新文明を創造するパートナー」とまで、ロシアを持ち上げたが、朝鮮、ロシアの歴史を素朴にみても、こんなことは口が裂けてもいえないはずだ。韓国大統領は、ロシアの大学から名誉博士の称号をもらい、舞い上がって足が地に着かないようだ。普段思ってもいないことまでを演説したようだ。
ロシアネタを少し。ロシアは、1990年代前半に、大部分の高校生制服が廃止された。女子は、白いエプロン、頭に 2 個のボンボン、たすき、これが、昔ながらの高校生の卒業式の服装だ。メイド喫茶のウエイトレスではない。日本に例えるなら、私の趣味に合わないが、女子学生の卒業式に着用する、いまや制服然とした和服、袴姿だ。ロシアは制服が無くなったが、この習慣だけは残っているようだ。もっと見たい人は、Google 等で 「ロシア、卒業式、女性高校生」で、いっぱい出てくる。英語でもOK 。

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