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2008年10月1日水曜日

麻生総理「大東亜戦争」発言:どこが問題?

日本占領下で、GHQが公文書で禁止した「大東亜戦争」を占領解除後も使わないということ自体おかしい。教科書に書いてあるから云々もおかしい。私は、日本共産党の巣窟と言われた大学で、日本史学を学んだ。そこで日本史を学んだことを現在でも誇りとしている。だからといって、shiratyさんがおっしゃるようなマルクス主義流の歴史を学んだ記憶が一向に無い。逆に、マルクス主義亜流の歴史叙述を学生たちはバカにしていた。問題は高校生以下が学ぶ日本史教科書を誰が執筆して、誰が教えているかだ。浮かび上がるのは、東京教育大学(現筑波大学)を代表とする教育大系列の連中が執筆し、教育大学系列を核とした教員が高校生以下に教授しているというのが現実ではないか。体制を批判するだけで「進歩的」「革新的」と自己満足できるは、日本では、40年近く前に終わっている。そこにしがみつくのは、結局は個人の勝手だ。そういう人たちは、現代のダイナミズムを認めたくない人たちだろう。朝日は現状認識ができないということだと思う。レッテル貼りが新聞の役割ではなかろう。レッテル貼りは、隣国のメディアにまかせておけ(笑)

麻生総理「大東亜戦争」発言:どこが問題? - 2008/10/01 へのコメント

<追記>
その場の勢いで、そもそも歴史学とは何ぞやを、ガラにもなく「追記」に書き始めた。ところが、長編大論文になりかねないことが、すぐにわかった。後日を期すことにする。だとしても、予定は、あくまで予定なので、少しだけ、書いておこう。私が歴史学徒だった頃の話だ。マルクス風味唯物史観を信奉する連中が、日本中にいた時代だ。歴史学徒たる者、歴史を修める場合、史観が重要だ。誰かがいった。「よし、わかった。唯物史観で、歴史が解けるのであれば、千利休が秀吉に殺された理由を唯物史観で説明してみろ」。当然ながら、似非唯物史観信奉者には返答出来なかった。似非唯物史観信奉者の大部分は、史観そのものに対して理解が及んでいないことが大部分だ。特定政党の肝いりで編集された通史を読んでいる程度だ。日本のみならず、大部分の国の一般国民の歴史に対する認識は、「歴史」の「読本」程度ではなかろうか。だからゆえに、歴史風小説、歴史風ドラマが人気なのだろう。
清潔な都、上品な言葉遣い、華麗な服装の女性たち・・・全部嘘。そうであって欲しかったという願望が絵に表れている。今は無き、漢城南大門の図。1978年作成のようだ。2 枚の写真は、大変貴重。

2 件のコメント:

shiraty5027 さんのコメント...

先生のコメントを拝見していると
なんだか強力な援護射撃があるようで
たいへん心強いです。
今回はたいへん失礼なレスになりましたが
どうぞお気を悪くなさらないでください。
ありがとうございました。

MUJOB さんのコメント...

爆笑。どこが失礼なのかわかりません。戦前は、東亜経済学部、東亜法学部と、学部の頭に「東亜」をつけるような大学でした。戦後は、180度変わりました。所在地が京都ですから、妙にひん曲がってしまったようですね。私たちの時代は、日本史に関して、腕に覚えのある連中が全国から集まりました。滑り止めが京大国史でした。先生方も当代一級の方々ばかりです。その先生方に接し、学べただけでも幸せでした。大学以降は、恩師にだけは恵まれています。その先生方の1/10でも学生に教授できればと思っています。





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