既得権を政治運動で誤魔化す歴史屋

朝鮮日報 【社説】教科書問題、理解できない歴史学界の対応
中央日報 【社説】左偏向教科書に肩入れする歴史学者たち

韓国には、歴史関係学会が、21 以上あるようだ。韓国の各学会の構成員数、その質は知らない。「歴史学」で食える人が多いということは慶賀なことだ。その歴史関係学会 21 団体が、今回の、従来から使用されている歴史教科書の「修正」に反対しているらしい。理由は、「政府は教育の政治的中立性を無視した歴史教科書修正の試みを中断せよ」であり、「「歴史教育の自立性に対する重大な挑戦」とし、「歴史教科書は歴史学界に任せよ」と主張した。」らしい。問題の教科書は、「前政権当時の2003年に検認定を受けた現行の教科書は明白に左偏向であるためだ。全国の高校の56%で使われている金星出版社版」だ。私は、他国において、初等中等教育の過程で、どのような歴史関連教科書が使用されようが、関心はない。この教科書が半数以上の教育現場で使用されるようになった過程が、「この教科書は2002年の検定の際、内容の誤りや偏向的な理論・見方・表現の項目で、10人の検定委員のうち7人がC、3人がBをつけた。すなわち教科書として不適合と評価されたのだ。出版されてはならない教科書が検定制度の網をくぐり、検定をパスし、全国教職員労働組合の全幅的な支持を受け、全国の約半数の学校で使用されることになった。」というきな臭いものであったこと、「全国教職員労働組合など39団体で構成される‘教科書共同対策委員会’」という団体の存在、これらが教科書修正問題に絡んでいることに興味を持つ。結論をいおう。韓国歴史関係21団体が、いかに「綺麗事」をいおうとも、これは反政府運動の一翼を担っている。歴史関係団体の既得権と労組の政治運動が結びついている様子だ。政府が、どのような対応に出るか、それに対して反対勢力がどのような言動を取るか、興味深い。朝鮮日報、中央日報は、保守系論調を取るゆえに、前政権では「冷や飯」を食わされた。二紙の対応も注目したい。
韓服の伝統復活らしい。K-1 での「ラウンドガール」とのことだ。この写真を掲載したサイトでは「短すぎるチョゴリ」という題が付いていた。このチョゴリ、決して短くない。普通のチョゴリだ。チマが普通の形式でないから、こんな格好になる。和洋折衷ならぬ韓洋折衷するとこうなるという貴重な写真（笑）。