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2008年10月26日日曜日

海外を見る前に、自分の足元を見ろ

朝鮮日報 悪質書き込み:海外では大半が書き込みを制限

おいおい、この記事の写真のキャプション、本当のことか。「インターネットサイト「DCインサイド」の社員が、各種の悪質な掲示物が載っていないかどうかを監視している。」。本当なら、困ったものだ。人力で、どれだけの問題が発見できるというのだ。それと、後ろに立っている女性二人、何をしている。取材記者か。それとも仕事の邪魔か。なおかつ、仕事中にしては、机の上が綺麗過ぎる。この写真、「やらせ」のようだ。こんな写真で、誤魔化しが効くのなら、韓国民、韓国のインターネットユーザーのインターネットに対する質が極端に低いということだ。これで、IT 強国もなにもないだろう。この記事、かなり問題をはらんでいる。「OECD加盟国の主要メディア144社のうち、「匿名コメント」を許可しているのは5%」。ということは、韓国ではメディアに匿名コメントが普通らしい。その中では、「投稿コメント」欄が無い、朝鮮日報、東亜日報、聯合ニュースは特別の存在のようだ。この記事はポータルサイトの中の各紙提供の記事に関して限定して書かれている。「悪質書き込み」問題が深刻なのは、各紙掲載の記事より、ポータルサイトが提供する BBS の方ではないのか。記事に対する誹謗中傷より、フリーに書き込みが出来る BBS の管理の方が重要だろう。記事後半部分は、どうやら、BBS の問題を扱っているようだ。結局、韓国のインターネットは、以下の言質に集約される。「 韓国は先進国に比べインターネットの掲示物による被害が深刻であるにもかかわらず、これに対する対応は鈍い。韓国のインターネットメディアやポータルサイトは、「インターネットは全世界的に規制がない」という言葉を繰り返すばかりで、海外のポータルサイトが厳格な内部規律を通じ掲示物を管理していることには目をつぶっている。政府内の関係部門である放送通信委員会(旧情報通信委員会)もまた、「若干の副作用はあるものの、インターネットビジネスを活性化させなければならない」という古い考えを容易に捨て切れずにいる。悪質な書き込みの被害は増えるばかりだが、インターネット実名制のような果敢な政策を導入することには消極的だ。」。韓国インターネットの特徴は、「インターネットは全世界的に規制がない」という嘘がまかり通るところにある。そして、「インターネットビジネスを活性化させなければならない」としか考えていない。まず、嘘の部分。インターネット全体は、そんな「柔(やわ)」なものでない。各国のインターネットを代表するネットワークがどこか了解すれば、すぐわかる。日本は東京大学、韓国はソウル大学だ。すなわち、各国のインターネット全体は、学術研究機関が中心に運営されている。いくら金儲けを目論んでインターネットに登録しようとしても、各国 NIC の許可がいる。ルールはきちんと存在している。韓国インターネット関係者が、本気で「インターネットは全世界的に規制がない」と考えているなら、それは韓国インターネットだけの問題だし、政府の認識不足と怠慢の問題だ。韓国インターネット網事業を推進した金大中、盧武鉉なら、大いにあることだ。韓国の怠慢との謗りを免れない。次に、「インターネットビジネスを活性化」の問題。韓国のインターネットビジネスの場合、言語的制限からも非常に局地的だ。ビジネスとして成功するのは、韓国の人口から見ても、ごく少数だ。「万骨枯れて一将成る」と考えたほうが健全だ。「柳の下に泥鰌」は数匹しかいない。このように、インターネットビジネスに携わる者たちと、その周辺の者たちは、簡単にいうなら、インターネットという道具を、金儲けの道具として、近視眼的にしか見ていない。そして、企業の社会的責任には目をつぶるという態度だ。この現象は、いまに始まったことでもないし、韓国のインターネット業界だけの特殊な事情でもない。韓国全体が、いつも、こういう態度をとる。自分さえ良ければ他はどうなってもよいという、非常に無責任な体質だ。よく考えれば、わかると思うが、なぜ、韓国のインターネットばかりが、このような問題を起こし、他国のインターネットが、韓国ほど問題を起こさないか。結局は国民性の問題に帰着する。記事がいうように、考えが古い、新しいの問題ではない。道徳観、倫理観の問題だ。良きにつけ、悪しきにつけ、韓国を語る場合、儒教、朱子学の道徳性、倫理性を持ち出す。韓国民は、本当に、儒教、朱子学の道徳性、倫理性に裏打ちされた行動様式、思考様式をとっているのか。私は、はなはだ疑問だ。李氏朝鮮時代、朝鮮半島の大部分を占める被支配者階層が、朱子学を学ぶ機会が有ったのか。日韓併合以降は、日本国内と同じ、ヨーロッパを模倣した近代教育だ。それでは、朝鮮半島が、米国、ソ連から独立した以降に、朱子学を学校教育に取り入れたのか。そうではないだろう。では、いつ、どこで朱子学の道徳性、倫理性を学んだのか。残るは家庭教育しかない。いわゆる「躾」の問題だ。確かに、家庭の躾には、道徳性や倫理性が含まれる。しかし躾で最重要なことは、他人との円滑な関係を保つことにある。朝鮮民族は身内に敬語を使う。彼らにとって最重要な事は、他人との関係ではなく、身内を守ることにある。いわゆる「身内正義」というやつだ。そのように考えると、すべてが合点がいく。「身内正義」を保障するために、儒教、朱子学といっているに過ぎない。人間の上下関係、敬老思想、男尊女卑、職業に対する貴賎意識、確かに儒教的な発想だ。しかし、これらは全部、道徳観でもなければ、倫理観でもない。社会を構成する人間を峻別する役割を果たすものばかりだと理解できよう。すなわち、現在の韓国で、一番抜け落ちているものは、近代的意味での道徳観、倫理観だ。他国を敵視しないと成立しない偏狭な愛国教育を白紙の子どもたちに刷り込む前に、遵法意識、公共心、人命尊重などを基本とする道徳観、倫理観を教育しない限り、どんな法律を作ろうが、外見だけ他国を模倣しようが、なんら意味を有さなくなる。家庭教育でも同じだ。膨大な私教育費を子どもに「投資」して、子どもの競争心を煽るばかりではなく、我が子を心優しい社会有用な人間に育てることだ。子どもの能力なんか、両親の能力をたして二で割ったものだと思えばよい。鳶が鷹を産まん。蛙の子は蛙。このことは日本にもいえる。
お嬢さん、第一印象という言葉もあるから、外見も大変重要だ。でも、内面も良くなければ外見も良くならない。がんばって、美人になってください。この写真、ちょっと前に出した「2007年ミスコリア選抜大会」からのものです。興味のある方は、ここのページを少し繰って下さい。

<参照>
韓国インターネットの方向性

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