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2008年11月10日月曜日

一時しのぎは、一時しのぎでしかない。

東亞日報 大学の教養講義、キャラが立ってこそ人気

この記事の見出し、記事内容を読んでも「キャラが立ってこそ人気」の意味が不明だ。それはさておき、韓国の大学で流行っている「教養講義」の内容に興味が持てた。記事内容を総体的にみて、単純化すると、「社会生活を円滑にする」心構えを学生に付与醸成する講座群のようだ。大学進学率に関して、日本は 50% 強、韓国は 85% を越える数字を見て、了解できるように、ともに、大学は大衆化しており、以前のようなエリート養成機関でなくなっている。また、朝鮮日報 「【社説】OECD加盟国の中で最も悲惨な韓国の高齢者」にもあるように、「1980年には60歳以上の高齢者の72.4%が子供の世話になっていたが、その割合は2003年には31.1%へと急激に減少した。親の世話を子供が行わない方向へと世の中全体が流れてしまう」という、従来の価値観の崩壊が急速に社会全体を覆う状況にもなっている。このことは、進行速度の差こそあれ、日本も同様であり、高齢者問題等々、種々の問題を惹起している。すなわち、元来、家庭や地域で行われていた、躾、倫理観、道徳観等々の人間関係に必要な知識、技術、知恵を、大衆化した大学において、会得する、あるいは会得させるということが、ここでいう「教養講座」であろう。このことは、日本の大学でも同様だ。日本の各大学でも種々の試みが進行中である。簡単にいうと、理由の如何を問わず、大学の教官、教員が、学生の親替りや、家庭周辺の大人の替りをしているということだ。しかし、よく考えて欲しい。なぜ、大学で、このような社会生活に関する「教養講座」を開かなくてはならないのか。よしんば、開いたからといって、たった 4 年間で、躾、倫理観、道徳観等々の人間関係に必要な知識、技術、知恵が得られると思うのか。躾、倫理観、道徳観等々は、一朝一夕で、各人に付与出来るものではない。長年にわたる経験訓練で、各人に肉体化するものだ。「鉄は熱いうちに打て」とは至言だ。家庭、地域の問題もさることながら、小学校以来高校卒業までの 12 年間では、社会生活に必要な、躾、倫理観、道徳観に関しての教育はないのか。単純計算してもわかるだろう。12:4 だ。そうであるにも関わらず、大学は、学生の過去 12 年間の尻拭き機関になっているといって過言でないだろう。加えて、学生の半数は、一応「成人」だ。韓国の場合、軍隊経験者も多く在籍している。そう、初等中等教育が、日本、韓国とも正常に機能していないということだ。初等中等教育は、大学受験、ひいては就職試験のためだけに存在しているわけではない。家庭において、親そのものの「躾」がなっていない場合、その「子」に躾を施すことが不可能だ。現実には、そのような親が多数存在する。これらの問題は、一人大学での「教養講座」の問題ではない。社会全体の問題だ。そして、この「異常」な状態を是正の方向に向けるためには、何をどうしなければならないのか、社会の成員一人ひとりの問題だ。残念なことに、現在、その処方箋が、どんなもので、どこにあるかすら、わかっていない。
普通の日本人なら、まず北朝鮮に行かないだろう。北朝鮮の情報は、メディアを通してしか、われわれは得ることが出来ない。そういう意味で、インターネットはありがたい。今回の写真掲載場所は、以下の URL だ。鮮明な写真が大量( 87枚 )に掲載されている。これらの写真は、北朝鮮の「ひとつ」の表情だ。

<参照>
親の背を見て、子は育つ
[图片游记]印象之旅—朝鲜OCN 翻訳
ここの回線、繋がり難いようです。韓国、中国では良くあることです。気長にどうぞ・

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