人生の過去は消せない。

どこの誰が、日本国籍を取得しようが問題はない。ただし、日本国籍を取得した後は、日本国民として、日本国に対して権利と義務が生じる。日本の国益を守るのも権利と義務のうちだ。それにも関らず、日本国籍取得前の国籍国の国益を優先することは、話にあわない。利敵行為につながるからだ。日本の国益を守る事と矛盾する。日本国民としての権利と義務を放棄したに等しい。国籍は、たんに生活手段を円滑に行う手形ではない。国家がある限り、国籍は単なるライセンスではない。

土井たか子の「名誉毀損訴訟」？ - 2008/11/14 へのコメント

土井たか子（多賀子）は、どうやら私が卒業した小学校の同窓のようだ。もちろん、彼女は戦前卒業、私は戦後卒業だ。当然、面識はない。他にも、同窓の現役国会議員もいる。それが、どうした 、って？ どうもしない。ただいってみただけだ（笑）。
神戸は戦前から在日コリアンの多いところで、小中学校のときも、各クラスに数人ずついた。朝鮮名もあれば、通り名もいた。高校に入ると、在日華僑まで加わった。外国人学校も、そこいらにあり、子どもの頃から、外国人に対する免疫はあったつもりだ。大人になってから、海外に出かけても、緊張するような事はなかった。仲良しだった李という朝鮮人は、北朝鮮帰還船で帰っていった。また、朱というのがいた。こいつは、中学途中で、朝鮮学校に転校した。等々、子ども頃の思い出は、意外と、はっきり覚えているものだ。みんな卒業アルバムに載っている。閑話休題。写真に写っているみんな、小さっぱりした格好をしているが、まだまだみすぼらしい服装だ。そんな時代だ。在日コリアンであれ、日本人であれ、過去は消せない。都合が悪いからといって、過去を消そうとするのは、その人間にやましい事があるからだ。何度でもいおう。人生の過去は消せない。朝鮮民族は、朝鮮半島以外に移住すると、もちろん、そうでない人もいるが、その地での通り名を使いたがる人が多い。朝鮮民族の文化のひとつだろう。日本、米国では、その傾向が強い。名前を変えても人格や過去の人生は変わらない。いかに、朝鮮民族文化といえ、他国では通用しない文化だ。自分自身に誇りがあるなら堂々と本名を名乗ればよい。家（宗族）や命名した親にも申し訳が立ち、親孝行だ。通り名を使うことで、朝鮮民族が敬して止まない祖先や両親に対して、祖先をないがしろにしたり、親不孝をしたりしたくないだろう。
と、あるとき、私「韓服って、いろっぽくて、いいねぇ」。韓国人「何をいっているんですか。日本の着物の方がよっぽどいろっぽいですよ」。私「え？　なぜ？」。韓国人「日本の着物は身体の線が出る。韓服は出ませんよ」。私「なるほどねぇ」。これが文化の差だ。視点が違う。和服姿の女性、国籍が不明だ。日本人の帯の付け方からみると、帯の部分が不自然だからだ。でも感じが良いから掲載した。

<参照>
전통의상의 사진
「伝統衣装の写真」と訳せる。民族衣装写真集の意味だろう。各民族の伝統的服装が多数掲載している。