胸を張って前向きに生きたい

田母神論文の出現、国会質疑応答で、朝日新聞、大慌ての図か。いままで正当化していたことが、一気におじゃんだからね。なんか、日本近代史の専門家と自称する連中をを引っ張り出して、田母神論文をくさしていましたね。朝日新聞が考える日本近代史の専門家とは、法学博士、ノンフィクション作家らしい（笑）。そんなもの、普通、専門家とはいわない。たんなる趣味人です。司馬遼太郎を誰も歴史学者といわない。くさしたつもりが墓穴を掘っている。朝日新聞、本物の専門家からも見限られているということです。悪い面ばかり目立つ新聞の宅配制を廃止すれば、朝日新聞、一巻の終わりだ。

「言論の自由のはき違え」は朝日、お前の方だ！ - 2008/11/12 へのコメント

<追記>
上記コメントに、shiratyさんのコメントがついた。たいへん示唆的なコメントだ。上記、リンクを辿っていただきたい。
最初に述べることがある。航空自衛隊前航空幕僚長田母神俊雄氏に敬意とともに感謝する。真の意味での愛国の気概を持って、国防の第一線に有り、指揮監督指導の任に当たられたからだ。私は、いわゆる「田母神論文」の内容について言及していない。言及しているのは、全部、彼の発言が文字化されたものに対してだ。その理由に気がついている読者もおられると思う。簡単にいってしまおう。巷間いわれている「田母神論文」は、論文ではないからだ。なおかつ、「田母神論文」という言葉がひとり歩きしている状態だからだ。彼は、日本近代史の専門家ではない。航空自衛隊の現役将軍たる軍人だ。ゆえに、軍人の立場に立った良質なエッセーといった方が、良いと思う。そのエッセーをものした意図は、その題目、「日本は侵略国家であったか」という自問自答だ。エッセーだから、各歴史事実に関して実証性に乏しいのは当然のことだ。それを専門家と称する連中が、あれこれいうこと自体、執筆者に失礼だし、間違っている。また、エッセーの個別内容に立ち入ると、「木を見て林を見ない」ことになる。ゆえに、私は、「田母神論文」に立ち入らなかった。彼のエッセーより、彼の発言の方に好感が持てた由縁だ。国防の第一線にいる自衛隊員諸氏、そして、彼らを指揮する最高責任者が、自国に対して、後ろめたい気持ちで、任務に当たるほど、辛いものはない。ただ、その一点だと思う。ゆえに、彼の発言は、微動だに揺れない。誰しも自分の立場、職業に対して、後ろめたさを持ちたくない。そればかりか、他人には誇りを持って、自分の現在を吐露するのが普通だ。「天に向かって唾を吐く」のは、よほどひねくれ者か、世捨て人、自分には実力があるのに世が認めないと感じている落伍者ぐらいだ。そういう連中ですら、本気で、そう思っている訳ではなかろう。誰しも胸を張って前向きに生きていきたい。当然の気持ちだ。ところが、自衛隊は、必要があって創設されたにも関わらず、自衛隊が存在しているからこそ、日本という国が、独立を保ち続けていることを忘れて、日陰者扱いし、それを当然として、政争の具に使われ続けた。現在もそうだ。それに対する異議申し立てが、今回の自衛隊現役将軍の言動だ。当然至極の言動だと考える。その言動を阻止する連中があまりにも多い。人が胸を張って生きていきたいことを、なぜ阻止するのか。阻止する権利なぞ誰にもない。連中の態度は、人を見下した、あまりにも傲慢で不遜な態度だ。人間として唾棄する存在だ。何も難しいことはいわない。日本に生まれて、日本に育った者に、どこへ行けというのか。日本というこの国を守り、子ども、子孫に、より良い日本を受け継いでいくのが、我われが日本に生まれた者としての権利と義務ではないか。それが嫌なら、日本から去って、好きなところに行けば良いではないか。自分たちは安全を享受して当たり前、自分たちの考えに合わないものは、批判排除する。これでは人間としての理屈に合わない。現状を一挙に変えることは難しい。少しでも変わっていくための「種」を蒔くのが、我われ日本人としての最低の仕事だと考える。
蛇足
かなり年下の後輩。彼は大学院時代、同級生に航空自衛隊の現役将校がいた。件の後輩の結婚披露宴に、後輩は、その現役将校に「軍服で出席して下さい」と依頼した。すると、その将校「本当に良いのか」と大喜びだったという。彼は、礼装着用でそれに応えたそうだ。この話、色々考えさせる示唆的な話だ。
おはなしになりません。和服、着物で検索してもロクな画像が出てきません。まだ、日常的に着用しているからだと思います。韓服検索よりはるかに難しい。