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2008年11月22日土曜日

時代の陥穽に落ちた女性

斎藤吉久 流され、そして豹変する韓国人

なぜ、私は黒田福美についての投稿するか。好感を持っていたタレントの一人だった。彼女は、韓国語会話が出来、韓国事情をある程度理解し、それを仕事に生かした戦後生まれの日本人タレントの第一号のはずだ。shiratyさんが主催するサイトが、黒田福美関連情報を掲載した当日に、サイト提供運営元の介入により、全面使用禁止なり、サイトの閲覧が不可能になった。私は、サイト提供運営元のあまりの理不尽さに立腹し、shiratyさんのブログ「北朝鮮問題」に抗議のコメントを書いた。それが、shiratyさんのブログへのコメントの最初だ。それ以来、shiratyさんのブログにはお世話になっている。そのブログへのコメント群が核になり、本 Blog を開設したという経緯がある。そして、斎藤吉久ブログを発見した。以上が、本POST(投稿)掲載理由だ。
私は、女優黒田福美としては、日韓初の合作 TV ドラマ「フレンズ」(2002年)出演時しか知らない。ただし、彼女の名前と顔は、ずっと以前から知っていた。彼女は、ドラマ以外にも種々の TV 番組に出演していた。その時の様子から、話す内容、話し方、容貌に好感を持っていた。彼女が韓国語を学ぶ前の話だ。彼女の訪韓時は、私と少しずれるが重なる部分もある。すなわち、彼女は、 88 オリンピック(パルパルオリンピック)を開催する以前の韓国を知っているということだ。この 88 を境に韓国及び韓国社会は激変していく。
さて、彼女、黒田福美は、大東亜戦争時、特攻隊員として散華した朝鮮民族青年のために、韓国に慰霊碑を建立しようと計画した。ほぼ完成していたにも関わらず、韓国側の反対により、慰霊碑建立計画が挫折した。慰霊碑建立の動機が、彼女の夢枕に有るのだから、動機について、私がとやかくいう筋合いではない。しかし、彼女が夢に見るまで、「韓国」に入れ込んでしまったことには、興味がある。これ以降は、私の推測だ。彼女が、初めて訪韓した頃は、韓国国情は、軍事政権下といえども、かなり平静を保っていた時期だ。それと同時に、準戦時体制が濃厚な緊張した雰囲気すらあった。そういう中でも、その頃の韓国人には素朴で人懐っこい部分が多かった。彼女は、そこで、非常に親しくなる女性(だと、思う)と出会ったと思う。朝鮮民族の男女の別を問わない無類の人懐っこさは、日本人にない文化だ。私などは、あまりの濃厚さに、戸惑うことがしばしばある。黒田福美は、その女性から「オンニ(お姉さん)、オンニ」と慕われ、その女性を介して、韓国のあらゆる情報を大量に吸収していった考えられる。すなわち、その時点で、彼女の韓国への観点は定まったと思う。よしんば、黒田福美が大変親しくなる女性との出会いがなくても、そのような雰囲気が、当時の韓国には確実にあったことは確信できる。一方、88 以降の韓国は、軍事政権から、現在の第六共和国期へと変化を遂げる。その後も彼女は、私的、公的(仕事)を問わず、何度も訪韓する。そうなると、日本、韓国を問わず、韓国に絡んだ人脈が増加する。種々の考えを持った人間が彼女の前に立ち現れただろう。当然のように、お互いが影響関係を構築することになる。善し悪しは別にして、歴史を含める韓国、日韓関係に関する彼女の知識も増大の一途を辿っただろう。その一方で、彼女のコアな部分は昔のままだ。但し、日本社会、韓国社会及び日韓関係は激変を続ける。そういう状況にあって、彼女は慰霊碑建立計画の行動を始める。彼女の思い、趣旨は、最初、韓国側に受け入れられた。しかし、最後の最後になって拒絶された。ここで、重要なことは、このことだ。その原因は何か。斎藤吉久ブログに、その答えがある。「別の国同士になったいま、国境を越え、しかも個人の資格で、日本語の碑文が記された慰霊碑を異国の韓国に建てようとすることが、亡き兵士にとって慰めとなり得るのか、熟慮すべきではなかったでしょうか。」。1960年代以降に韓国で教育を受けた世代をハングル世代というそうだ。ハングル文字だけの韓国流愛国主義教育を一身に受けた人びとが、社会の中核に進出して行くのが、88 以降の韓国だ。それ以前の韓国国情は忘却の彼方へといくばかりだ。呉善花は、それを「韓国倫理崩壊」と表現した。黒田福美が、最初に訪韓した頃に、慰霊碑建立計画があれば、問題なく建立できたと推察できる。しかし、現在の韓国は、それを許容するだけの精神的素地がない国になっている。日本は外国であり、その日本は、過去、朝鮮半島の正常な発展を阻止した国である。ゆえに我われ韓国人は、現在のような生活環境を甘受するしかない。彼らは、そのように教育されている。たった30年で、韓国国情は変わった。日本人には、考えも及ばないことだ。しかし、それが現実だ。彼女のコアな部分にある韓国と現実の韓国のギャップがそこに生じる。その象徴的出来事として、今回の慰霊碑建立が存在すると考える。黒田福美は、それを眼前で身を持って体験した人間だと思う。彼女は心の優しい人間だ。ソウルのスラム街の現状、韓国の片田舎の現状を目の当たりにして、何とかしてあげたいと思ったに違いない。自分が出来ることは何かを考えたに違いない。日本人が普通考えている韓国への偏見を取り除きたい、韓国の現状を日本に知らせたいと思ったに違いない。しかし、その優しさに、つけこんだ連中がいるはずだ。そして、彼女を利用した連中がいるはずだ。当然、彼女は、それらを自分なりに受け入れた。それは、彼女の責任ある言動として表われた。慰霊碑建立計画挫折後、今後の彼女がどのような行動をとるかは判らない。ただいえることは、彼女は、いままでの自分の言動に対しての脱力感に苛まれ、心にとてつもない大きな傷を負ったということだ。彼女の身贔屓にも近い、日本人としての親韓ぶりは、鳴りを潜めるだろうことは、容易に想像できる。「日韓併合は強制だ、法的に無効だ、という韓国人の主張は古い歴史物語ではありません。「法的に無効」なのではなくて、近代法を認めていないのです。近代主義を共有していると思い込めば、黒田さんの二の舞を践む可能性がつねにあるということでしょう。」。これが、韓国流愛国主義教育の実態であり、成果だ。「黒田さんは、朝鮮人の霊魂が故郷に帰れずさまよっている、といいますが、靖国神社では毎日、粛々と慰霊の誠が捧げられています。日本人ができることはそこまででしょう。」。これが斎藤吉久ブログの結論だ。当然のこととして、彼女は、一人前以上の女性だ。彼女が発した言動には責任を持つだろう。韓国、北朝鮮に対して、日本人は、相手が何をいおうとも、他諸国と同様に、もっと突き放して観る事だ。そうしない限り、相手は従来通りの「付き合い方」を求めることをやめない。韓国、北朝鮮は、日本に最も近い「外国」だ。
この三枚の写真、説明の必要はないだろう。昔は遠くなりにけり。私が韓服姿女性の写真を多用する理由のひとつだ。

<参照>
黒田福美
大韓民国
美人圖 - 한국 과 일본
저고리에 동정달기 와 귀주머니 만들기
이지선 집중보도, 중국 미스차이나도 배워라.

2 件のコメント:

shiraty5027 さんのコメント...

拝読いたしました。

 結局黒田福美は時代の空気を読めなかった。韓国という国を理解しているつもりが、実はまったく理解していなかったということなのではないでしょうか。

 韓国に対するある種の固定観念に凝り固まっていて、よかれと思ってやったことが結局、眼前で裏切られた形。自分の善意が裏切られたという結末は、黒田の浅墓という以外にありません。

 恩を仇で返す、是が是として通用しない彼らの国民性を理解していなかった、お花畑的な人間だったのではないでしょうか。

 それでも韓国の良心を信ずる‥‥勝手にすれば‥‥、といいたいです。こんなヤツが甚だしく奴らを増長させるのです。ボクはこんな軽薄な、そして無意識裏に売名行為を働くようなヤツは、本当に許せません。

 

 

MUJOB さんのコメント...

おっしゃるとおりです。時代の変化に彼女の発想がついていかなかったと思います。「善意ある愚かな行動ほど始末におえない」とは至言です。あまつさえ、斎藤吉久ブログの二番目のリンクをご覧ください。慰霊碑へのツアーの案内です。こういう行動を平気でとるということは、彼女自身の慰霊碑建立の初心はどこに行ったと疑いたくなります。簡単にいうと売名行為どころでなく、英霊に対する冒涜行為です。そのように韓国人にとられても、なんの申し開きもできません。もし、私の肉親が、他人によって、ツアーにさらされる慰霊碑を建立されたら烈火のごとく怒ります。このツアーに関して、POST本文で掲載すると話が拡散するので書きませんでした。





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