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2008年8月28日木曜日

ハニートラップ

読売新聞 脱北者装った北朝鮮女工作員、韓国で起訴…日本にも出入り 21
msn産経ニュース 色仕掛けで軍情報 「脱北」偽装の女性スパイを検挙 19
朝日新聞 実話版「シュリ」? 偽装亡命した北朝鮮女性スパイ逮捕 9
朝鮮日報 脱北者装った北朝鮮の女性スパイを逮捕 29
中央日報 北の女性スパイ、ターゲットは軍将校 20
東亜日報 偽装脱北の北朝鮮女性スパイを逮捕 47

各紙の見出しと記事行数に注目。日本各紙は総じて「見出し」が長い。見出しが長ければ良いというものではない。簡潔に要領よくまとめるのが肝要だ。ちなみに読売本紙では「脱北偽装女スパイ 色仕掛けで軍事情報入手」の19文字、インターネット版では27文字。インターネット版担当に劣等生を配置しているのがわかる。朝日にいたっては、「実話版「シュリ」?」とどうでも良いことまで付け加えている。「シュリ」がどの程度日本で流布したか知らない。つまらないことを見出しにするより、他紙を見習って、充実した記事内容を報道する方が先決だ。もっとも記事内容が少ないのは、売国新聞社朝日らしく、北への配慮が働いているのだろう。インターネット版ニュースは、その構成の特性から、記事の大小に区別無く、同一に表示される。その辺が理解できていないようだ。事件の推移については、各記事を参照してもらいたい。この女性、哀れだ。腐ったお国のために、女性を武器にして、好きでもない男との結婚と妊娠出産、見合いを繰り返していたようだ。それで任務を遂行しようとしていた。当然、祖国では、彼女の家族が人質となっているだろう。北の彼女への命令は、彼女の人格など勘案していない。日本、中国、韓国と渡り歩いたようだ。他国の状況を見るにつけ、祖国との比較の視点が芽生えたはずだ。にもかかわらず、彼女は任務を遂行していた。彼女と同じ環境境遇にいる人間が数多くいるだろう。洗脳とは、げに恐ろしいものだ。彼女にとって、摘発逮捕は幸せだったかもしれない。よもや北への送還は無いだろう。彼女の余生が平穏であることを願う。ロシア、中国、朝鮮半島二国家は、ハニートラップを得意技としているようだ。これらの国において、人格や人権を云々しても所詮は無理だ。もっとも他の国でもそうかもしれない。こういう活劇まがいの場合のみならず、他人からの酒、博打、女、贈物には注意しよう。特に酒に意地汚い者が結構多くいる。それが転落の始まりだ。「ただ酒ほど高いものは無い」。博打は負けるように出来ている。博打の胴元が負けるようであれば、古今東西、博打は消えている。また女性が近づいてきたら、すぐに「はて ? 俺は若いときに女性にもてた事があったか」と自問自答する必要がある。女性にもてないヤツに限って、女性から声をかけられると舞い上がる特性がある。贈物に関しては、家族の躾も重要だ。意地汚い妻子を持つな。荷物の配送人が、親戚の中元歳暮まで持ち帰る位まで特訓せよ。「飲む打つ買う」は自分の甲斐性でお願いする。なお、相手が腹に一物を持って近づいてきたら、現実味はあるが、実行不可能な法外な要求をしよう。相手はあきれ果てて、二度と会わなくなるか、目的のことを口にしなくなる。これは私の経験から会得した極意である(笑)

<追記>
この種の事件、韓国では、22年ぶりの逮捕と報道されていた。それが事実かどうかはわからない。グルジア問題といい、この事件といい、時計が逆回りし始めていると思えるのはわたしだけではないはずだ。時代は決して後戻りしない。事態は、巧妙かつ緻密になる一方だ。どうやらパワーゲームは権力者とその周辺にとって必要かつ醍醐味のようだ。自国の国益、国民の安全を「お上」に任せっぱなしにするのではなく、各自が自覚することが肝要だ。自分と家族は、自分が守ると考え、緊張して、まずはアンテナを高く張り巡らそう。自分たちを守るための情報収集は、多ければ多いほど吉となる。
<追伸>
東亜日報に、「22年ぶりの逮捕」とあったが、記事のその部分は削除され、訂正されている。中央日報社説に10年ぶりと記されていた。

偽装脱北女工作員 - 2008/08/28 へのコメント

<追記2>
新聞報道によると、元正花は「最近は本国からの指令が実行できず、ソウル郊外の自宅に4個もカギを付けるなど、北朝鮮に殺されることにおびえる日々を送っていた」「保衛部からの指令などをすぐ自白し、「逮捕されて良かった」と漏らした」。写真説明では、「自宅マンションの窓には他の世帯にない鉄格子が取り付けられている」。これからの記事から、上に記したように、祖国と他国の比較の視点が芽生え、祖国からの命令に嫌悪感を感じていたことが理解できる。もっとも、これら報道は、捜査本部会見からの言質だから、どこまで信頼性があるかは定かでない。 - 2008/08/29
読売新聞 北の女スパイ、任務果たせず報復おびえ→自宅玄関カギ4個

2 件のコメント:

shiraty5027 さんのコメント...

先生、
この女性の親戚の叔父さんは、あの金永男・最高人民会議常任委員長ですよ。何かと理由をつけ、あるいは裏で帰還を打診してくるのでは。ということは、韓国の思わぬ対北カードになりえます。韓国政府がこの女性の処遇をどうするのか、これは見ものです!

MUJOB さんのコメント...

そうなんですってね。私もそう思っていました。南北朝鮮、当分膠着状態になりますね。韓国、6ヵ国協議なんか眼中になくなったのではないかと思います。主敵が誰だか明らかになりましたからね。金大中、盧武鉉は、まこと亡国の徒だ。





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