予定は未定

朝鮮日報 現代自、ソナタ・ハイブリッドで米国市場進出へ

韓国マスコミの記事の特長は、「予定」「べきだ」「日本では」「日本を追い抜く」等の慣用句の連発にある。「予定」が実現したことなく、「べきだ」で勝手に思い込み、何の脈絡も無く唐突に「日本では」と日本人も知らないような事例を出し、最後には「日本を追い抜く」とたたみかける。この記事も、その類の記事だ。見出しと記事内容が素晴らしく乖離している。記事をよく読むと、「リチウムイオン・バッテリーの共同開発了解覚書締結式」で、現代・起亜自動車社長李賢淳が発言したことを受けた記事になっている。バッテリー共同開発は、朝鮮日報の別記事によると、韓国官民総力を結集したプロジェクトのようだ。すなわち、部品のバッテリー開発の端緒さえ始まっていない。それにも関わらず、来年10月に米国で完成車を販売、価格まで表示している。それもこれも全部、「予定」なのが微笑ましい。あげくに、「2013年までにプラグイン・ハイブリッドカーを量産し、日本を追い上げる」とぶち上げる。口だけは達者だが、今までの韓国の実績はどうだったのか、反省の色すらない。韓国が研究開発する以上に、日本は研究開発をして、現状を築き上げた。韓国は、それを盗用、流用しただけだ。来年、完成車が輸出出来るかどうかは知らない。仮に輸出出来たとしても、完成車のロゴだけが韓国籍という醜態になる可能性が大だ。そのため、今年以上に、対日貿易赤字が倍増していると断言できる。

朝鮮日報 現代自ら4社、リチウム・イオン・バッテリー共同開発へ