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2008年9月8日月曜日

地道が生き残る道

朝鮮日報 高級果物を生んだ日本の贈答文化

職業柄、この種の記事は投稿しなくてはならない。農林水産食品部チーム長のキム・フンウもいうように、日本において、この種の高級果物は贈答品として使用されていることは事実だ。加えて高級飲食業でも使用されている。また輸出品ともなっている。だが、この種の農作物が、贈答用を目的に作られたというのは言い過ぎだろう。日本農政の歪みから生まれた優秀な子どもと考えた方が理解が早い。現在の日本農業の業種は、稲作栽培、雑穀栽培、野菜栽培、果樹栽培、酪農などに大別できる。明治以降の主食確保、食料配給制度等を背景に、現在に至るまで稲作栽培農家に重点をおいた政策が行われている。ということは、その他の業種の農家は割を食っていることになる。果樹栽培農家に限っていうなら、日本農政の偏った政策、加えて、海外からの安価な農産品が輸入。そう環境において、果樹栽培農家が生き残りをかけたのが、果物需給の拡大、安価に販売できる果物生産、付加価値の高い果物の生産を目指した。当然、当初から今日みるような非常に高額な果樹を目指したわけではないだろう。品種改良、栽培方法の改善等々の努力の末、現在に至っている。朝鮮半島併合以降、日本農業は韓国農業に多大な影響を与えている。主食の安定供給に始まり、挙句に、現状、韓国側は日本側に、多くの農作物において、苗種のロイヤリティの支払いまでも無視している場合も多い。なにしろ韓国の国情は地道な基礎研究、作業を嫌い、他の出来合いの良質なものを流用、盗用して、得々としている場合が多い。農産品も同様だ。しかし、「韓国もまだ初期ではあるが、そうした試みを行っている。」ということらしい。まじめな取り組みをして欲しい。それが韓国が地道に生きていく道でもある。
写真の女性たち、いかにも実直そうな良い顔だ。古い写真に見えるようだが、せいぜい1970年代だろう。背景から察して、農村の一角だろう。美容整形は韓国には似合わない。

<参考>
향토 문화 자료실 - 意味は「郷土文化資料室」
上記写真はこのサイト内の저고리 ページある(저고리 = チョゴリ)。種々のチョゴリを掲載している。写真から素材も推測できる。興味のある向きはどうぞ。昭和20(1945)年以前の卒業証書、通知簿等の資料の写真も多く掲載されている。ただし、通常のブラウザーでは文字化けする可能性が高い。「表示」「文字エンコーディング」で韓国語( EUC-KR )と表示すると良いだろう。

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