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2008年9月10日水曜日

いよいよ公判が始まる

中央日報 脱北スパイの元正花容疑者「北朝鮮に生まれたのが罪」

元正花が転向書を提出したということだ。「転向書」がどのような意味を持つものか知らない。記事内容からすると、かなり重要な書類であることは理解できる。転向書の詳細な内容は記事からは読みとれない。「北朝鮮に生まれたのが罪です。」これは、単純に日本語訳だろう。北朝鮮を「共和国」と言ったであろう。自分が生まれ、育った国をこのように言わなくてはならない心境を考えると、なんともいえない。「「首領様(故金日成主席)と将軍様(金正日国防委員長)のため身も心も捧げ忠誠することがすべてだと思い、つらい訓練にも耐え工作員として任務も熱心に遂行した」」という言質もあるからだ。この言葉は、熱心というか狂信的というか、そのような宗教信者の言葉と重なるものがある。この種の言葉を発する人間は、日本にも結構いるし、珍しいものではない。本気で金親子を神同様に信じ、「身も心も捧げ」たのであろう。しかし、それが虚構であった。この洗脳、マインドコントロールから抜け出すには長時間を必要とするだろう。「私には7歳の娘しか残されていません」。これをして、彼女は人格崩壊から免れているのだろう。「自由民主主義大韓民国」。この言葉を彼女がどのような意味で発したか判らない。彼女は長年、日本、中国、韓国、北朝鮮を見ている。もちろん唯一の価値観しか許容していなかったので、他国に存在する価値観に対しては、今だ理解不能かもしれない。スパイ行為は相手国に対しては、国家反逆に当たる。どのような判決が出て、その後どうなるのか。大韓航空爆破事件の実行犯金賢姫はスパイでなく破壊工作員だ。同等に扱われるかどうか行方を見てみたい。

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