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2008年9月3日水曜日

頭でわかっていても身体が動く

朝鮮日報 【記者手帳】外交部長官による市場視察

この記事、いかにも韓国らしい光景だ。上意下達の典型だ。いかに外交通商部長官であろうと、大統領の命令には逆らえない。大統領が主人なら、外交通商部長官は絶対服従の使用人という位置付けだ。長官の視察に随行する人びと、その警護に当たる人びと、運悪く、長官の視察に行き合わせたスーパーや市場の人びと、全部が迷惑を被る。ただし、長官だけは、ご主人様の命令を遂行し、得々として報告するだろう。記事中の「上からの方針だと理解してほしい」は、それをよく表している。そして、「首相をはじめ知識経済部、公正取引委員会など関連する部処では現場を視察するスケジュールを組み、外交部も負けてなるものかと、大統領が決めた市場とスーパーを訪問することにしたというわけだ」と、忠義合戦を行う。馬鹿々々しいと笑うなかれ。彼らは大真面目で真剣だ。他人の目から見たら「経済の専門家でもなく、普段は市場などに行くこともない外交部の幹部が突然市場に出向き、果物や魚の値段を聞いて回ったからといって市場の動向が把握できるのか、また物価管理にどれだけプラスになるのか疑問だ。」。このようにいう記者も、長官と同じような立場になれば、絶対同じ事をする。頭でわかっていても、身体が自然に動くことになる。こう断言できるのは、もし、この長官の行動が滑稽で無意味なものであるというなら、とっくの昔に、このような前近代的な言動が政府内から消滅しているだろう。しかし、現実は実行に移されている。記者がいくら口すっぱく、「国民も大統領も、外交部長官が秋夕の物価を調べなかったからといって、何か不満を口にするようなことはないだろう」といっても、身体がいうことをきかないのだ。伝統とは、そういうものだ。李氏朝鮮は滅んだかもしれない。しかし、伝統は受け継がれている。李氏朝鮮と同様に、現代朝鮮半島の権力に近い者は、国民なんか眼中にない。国民に視点が行くときは、税金をふんだくる時と利用する時だけだ。日本の官僚も大差がない。韓国の官僚よりスマートに国民の目を逸らしているだけだ。
官幣大社朝鮮神宮前での女生徒たち。威風堂々、溌剌としている。

<参考>
dohee90님의 블로그
検索していると色んなサイトにぶつかります。上記写真があったサイトです。朝鮮時代の写真が多量にあります。興味のある方はどうぞ。「dohee90님의 블로그」は「dohee90さんのブログ」という意味のようです。

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