左翼偏向との指摘を受けてきた近・現代史の教科書を発行する金星出版社が、「教育科学技術部が修正するよう指示した内容はすべてそれに従う」と28日に明らかにした。教育科学技術部は近・現代史教科書の中で偏向と認められる部分を修正するよう、出版社と執筆者らに対して26日に通知している。教育科学技術部が通知した内容には、「今年10月30日に出版社に対して55件の修正勧告を行ったが、多くの部分でいまだに修正が行われておらず、五つの出版社に対しては再び修正するよう指示する」と記載されている。修正指示の通知を受けた出版社は金星出版社、斗山東亜、法文社、中央教育振興研究所、天才教育などで、修正指示件数は金星出版社が33件で最も多かった。この問題について金星出版社のキム・インホ社長は「教育科学技術部が修正の指示を下したのだから、発行元としては修正するのは義務だ。問題とされた部分をすべて修正した“発行元修正草案”を教育科学技術部に提出したい」と述べた。金星出版社は「執筆者は今も修正を拒絶しているが、発行元として教育科学技術部による修正案は受け入れるべきとの判断を下した」ともコメントした。金星出版社は33件の修正指示の中で、文章表現については教育科学技術部の指示をそのまま受け入れ、内容自体も変更するよう指示された部分については、教育科学技術部側との話し合いを経て修正を行う計画だ。教育科学技術部の関係者は今回の通知を「修正勧告」ではなく「修正指示」とした点について、「修正勧告は法的手続きでないとすれば、今回はより強い命令という意味合いがある」と述べた。現行の教科書発行と供給に関する大統領令である「教科用図書に関する規定」によると、「教育科学技術部長官は教科用図書の内容を修正する必要がある時には、著作者または発行者に修正を命ずることができ、この命令に違反した場合には検定合格を取り消して発行を停止させることができる」という。今月末までに出版社が修正を拒否した場合、教育科学技術部は「検定取消」または「発行停止」の手続きに入ることができる。
安晳培(アン・ソクベ)記者
イ・ヨンミン記者
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なんとなく間が抜けたというか、気の抜けた韓服姿。微笑ましい。上の方の写真、原寸でご覧ください。チマのたぐり方がなかなか面白いです。また、別種のものがあります。掲載予定です。
2 件のコメント:
先生が直接朝鮮日報の記事を掲載されて、それを論評されるという形式は珍しいですね。でもこの方がずいぶんと分かりやすいです。元記事を辿らなくても済むから‥‥。
「天才教育」という教科書会社の名前はとても韓国らしいですね。
仰るように、出版社と著者との関係はよく分かりませんが、ボクは日本のように左翼の執筆者に教科書会社や国が引きずられるより、ずいぶんまともだと思いますがね。
ただ、やはり教科書はときの政権が右であっても左であってもそれに左右されるようなものであってはならないとは思います。つまり、あの国は特に「歴史を客観視」する観点がないですから、やむを得ないこととは思いますが‥‥。
そもそも史実を客観視しようとするような国は日本ぐらいしかありませんがね。いや、日本も例外ではありません。現に田母神論文をよってたかって潰すような国ですから‥‥。
写真のチマのたくし上げ、あまり色気がないですね。先生はそんなところに艶っぽさを感じていらっしゃるのかも知れませんが(笑)
ええ、例の朝鮮日報のWEBポリシーの変更以降です。コメントだけでは、どうしても弱いので、全文表示にしました。もっと良い手があれば考えます。
歴史教育の場合、受験のためだけなら、年表丸暗記でしょうが、そうも行かないでしょう。どうしても解説が入ります。教える側の教員にしても、オールマイティに歴史を教えるだけの能力を有していないと思います。世界史になるとお手上げ状態だと思いますから、日本史に限って申し上げます。私の場合、大学で二年間かけて日本史の通史を学びました。理論は史学史、歴史原論で学びます。その後、特殊講義で各時代史をやりますから、高校生以下に日本史通史といっても大変だと思います。特に、近代史に関しては、適当にごまかしていますから、余計難物になります。田母神問題に関しても、その辺の知識がない人が大部分だから、批判以前の問題になりますね。やっきになって批判しても、反応がないと思います(笑)。わたしなぞは、高校生以下には、古代からではなく、近代から歴史をさかのぼった方が良好ではないかと思っています。歴史は暗記物という受験屋の発想がなくならない限り、高校生以下は、まともな歴史を学べないでしょうね。
チマをたくし上げて歩くというのは、韓国人、すでに韓服の着方、身のこなし方を知らないということです。チマは腰に巻きつけて歩きます。チマを広げて歩く人は、上層の人だけでしょう。それを知らないから、ああいう歩き方になるのでしょう。あるいは、撮影の関係で、汚れないようにと、たくし上げているかもしれません。
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